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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻12号

2002年11月発行

今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患

Editorial

呼吸器疾患の画像をいかに学ぶか

著者: 山口哲生1

所属機関: 1JR東京総合病院呼吸器内科

ページ範囲:P.1822 - P.1825

文献概要

 最近のほとんどの医療機関では,胸部X線撮影をオーダーすると,自現機を使って即現で目の前に写真が出されてくる.読影医が研修医であろうが,他科の医師であろうが,好むと好まざるとにかかわらず即現の写真を読まなければいけない状況にある.胸部の画像診断が他疾患のそれと違う最も大きな点である.胸部X線写真読影の十分な修練を積むことは,少なくともこれからの研修医の義務であり,同時に,そのトレーニングを行うことはわれわれ指導医の責務であるといえる.
 また,胸部CT像の読影は,慣れてくればむしろ胸部単純X線像の読影を補助してくれるものであり,決して余分な仕事を増やすものではない.だから,ぜひ胸部CT読影にも慣れ親しんでほしいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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