icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻12号

2002年11月発行

文献概要

今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患 胸部X線像の理解

空洞陰影の鑑別

著者: 梶原景子1 佐藤雅史1

所属機関: 1日本医科大学付属第二病院放射線科

ページ範囲:P.1853 - P.1856

文献購入ページに移動
ポイント
▶肺の透亮性欠損像には,空洞,ニューマトシル,先天性気管支嚢胞,嚢状気管支拡張症,気腫性嚢胞(プラ)などがある.
▶空洞性病巣の診断には,その壁の厚さ,存在部位,単発か多発か,周囲浸潤影の有無,基礎疾患,そして臨床情報が重要である.
▶一般に空洞性病院では,壁が不均一で厚さが15mmを超えると悪性疾患の可能性が高く,結核性空洞や膿瘍などと鑑別が必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら