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文献概要
今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患 肺野CT像(HRCT)の理解
肺末梢構造とHRCT像
著者: 徳田均1
所属機関: 1社会保険中央総合病院内科
ページ範囲:P.1865 - P.1867
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肺の解剖学的・機能的最小単位は小葉である.小葉は大きさ約1cm,小葉間隔壁,肺静脈や胸膜に囲まれ,中心部には3〜5本の終末細気管支および肺動脈が入っている.
CTで観察すると,各種の肺疾患のこれら小葉構造から見た分布は幾通りかのパターンをとることが知られ,それを把握することにより,疾患の本体,診断に迫りうる.
肺胞,小葉,血管,気管支など肺の基本構造と,それが健常者ではCTでどこまで把握できるかを示す.
肺の解剖学的・機能的最小単位は小葉である.小葉は大きさ約1cm,小葉間隔壁,肺静脈や胸膜に囲まれ,中心部には3〜5本の終末細気管支および肺動脈が入っている.
CTで観察すると,各種の肺疾患のこれら小葉構造から見た分布は幾通りかのパターンをとることが知られ,それを把握することにより,疾患の本体,診断に迫りうる.
肺胞,小葉,血管,気管支など肺の基本構造と,それが健常者ではCTでどこまで把握できるかを示す.
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