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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻12号

2002年11月発行

文献概要

今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患 画像でせまる呼吸器疾患 感染性疾患

肺結核症

著者: 村田喜代史1 高橋雅士1 新田哲久1 高桜竜太郎1 西本優子1

所属機関: 1滋賀医科大学放射線科

ページ範囲:P.1914 - P.1918

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ポイント
肺結核初期病変の基本的CT所見は,tree-in-bud appearanceと表現される末梢気管支肺動脈束の腫大と,これに連結する小粒状影である.
局所ごとの病変の進展程度の違いによって,同じ肺内でも多彩な像を呈することが多い.
結核症の画像所見は,患者の免疫能低下や低栄養などの宿主因子が加わると,下葉優位の分布,リンパ節腫大,大葉性肺炎,粟粒結核といった非定型的な所見を示す頻度が高くなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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