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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻12号

2002年11月発行

文献概要

今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患 画像でせまる呼吸器疾患 びまん性肺疾患

好酸球性肺炎

著者: 近藤康博1 西山理1 谷口博之1

所属機関: 1公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科

ページ範囲:P.1932 - P.1935

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ポイント
急性好酸球性肺炎は,単純X線ではびまん性の浸潤影,スリガラス様陰影を認め,KerleyのA,B lineも伴う.HRCTでは,びまん性に濃淡の濃度上昇域,小葉間隔壁,気管支血管周囲間質の肥厚像や胸水を認める.
慢性好酸球性肺炎は,単純X線では末梢優位に非区域性に広がる浸潤影を認める.HRCTでは斑状の濃い濃度上昇域,スリガラス様陰影,板状影を認め,胸膜直下優位の分布を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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