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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻13号

2002年12月発行

今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”

“こころ”に配慮した治療

薬物療法(抗うつ薬,抗不安薬など)

著者: 田中正敏1

所属機関: 1久留米大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.2131 - P.2134

文献概要

ポイント
▶心身症の治療には,向精神薬による精神薬物療法がきわめて重要である.主に使用される薬は,抗不安薬,抗うつ薬であるが,不眠を伴った症例も多いので,睡眠薬もよく使用される.
▶適切な抗不安薬の使用は,患者の不安を緩和し,患者-医師関係を円滑にするだけではなく,その後心理療法を進めていくうえでも有効である.また抗うつ薬の使用は,最も重要なうつ病治療法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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