文献詳細
文献概要
今月の主題 臨床栄養Update 栄養評価とは何か
侵襲下の栄養代謝
著者: 大柳治正1
所属機関: 1近畿大学医学部第2外科
ページ範囲:P.222 - P.223
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侵襲下のエネルギー消費量は侵襲の程度に応じ,非侵襲時の1.2〜1.8倍程度になる.
糖質利用は非侵襲時に比し,中等度侵襲では変わりなく,大侵襲では約70%になる.
侵襲下の蛋白代謝回転は亢進し,肝での蛋白合成亢進にもかかわらず,筋での分解が強く,筋蛋白の喪失が生じる.
侵襲下の内因性の脂質利用は亢進する.
侵襲下のエネルギー消費量は侵襲の程度に応じ,非侵襲時の1.2〜1.8倍程度になる.
糖質利用は非侵襲時に比し,中等度侵襲では変わりなく,大侵襲では約70%になる.
侵襲下の蛋白代謝回転は亢進し,肝での蛋白合成亢進にもかかわらず,筋での分解が強く,筋蛋白の喪失が生じる.
侵襲下の内因性の脂質利用は亢進する.
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