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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻2号

2002年02月発行

今月の主題 臨床栄養Update

補助食品と栄養療法

グルタミン,アルギニン

著者: 大和滋1

所属機関: 1国立国際医療センター消化器科

ページ範囲:P.279 - P.280

文献概要

ポイント
 アミノ酸であるグルタミンとアルギニンは,生体の免疫機能を高めることが種々の実験モデルにおいて確かめられており,「immunonutrition」として臨床的にその投与が試みられている.
 グルタミンやアルギニンの投与により,外傷や内科系・外科系の重症患者において,感染症の減少や入院期間の短縮などの効果が報告されている.
 アルギニンは,血管内皮細胞の機能を維持することも期待され,高脂血症などの動脈硬化性疾患への投与も試みられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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