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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻2号

2002年02月発行

今月の主題 臨床栄養Update

欠乏症の診断のポイントと治療

脂溶性ビタミン

著者: 守田則一1 守田佳子2

所属機関: 1大腸肛門病センター高野病院消化器内科 2産業医科大学卒後研修センター

ページ範囲:P.295 - P.297

文献概要

ポイント
 脂溶性ビタミンであるビタミンA・D・E・K欠乏症が単独でみられることは,比較的稀である.
 脂溶性ビタミン欠乏症は,脂肪吸収障害や,栄養障害を伴う疾患,長期間の抗生物質や抗腫瘍薬の使用,妊娠や授乳時,中心静脈栄養施行時に二次障害としてしばしばみられる.その場合,脂溶性ビタミンのみならず,水溶性ビタミン欠乏症も同時にみられることが多い.
 治療に際し,過剰症に注意する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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