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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻2号

2002年02月発行

今月の主題 臨床栄養Update

生活習慣と消化器疾患

小児肥満と進行性肝病変

著者: 田澤雄作1 村上潤2 野口博生3

所属機関: 1町立大河原病院小児科 2鳥取大学医学部小児科 3北秋中央病院小児科

ページ範囲:P.302 - P.304

文献概要

ポイント
 小児生活習慣病は成人生活習慣病の予備軍であり,その温床は肥満である.成人と同様に,小児肥満では非アルコール性脂肪性肝炎および進行性肝病変の合併が報告されている.現在,わが国の肥満児は約10%,その約20%に脂肪肝,その約1/3に進行性肝病変が認められる.将来,NASHが新たな国民的肝臓病として浮上すると推定されるが,その最前線は小児期肥満にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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