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今月の主題 臨床栄養Update 生活習慣と消化器疾患
膵炎の成因,発症後の食事・アルコール
著者: 柳町幸1 丹藤雄介1 中村光男2
所属機関: 1弘前大学医学部第3内科 2弘前大学医学部保健学科
ページ範囲:P.310 - P.313
文献購入ページに移動膵炎の成因ではアルコールが最も高頻度であるが,アルコール多飲歴に加え,高脂肪・高蛋白食も膵炎のリスクファクターである.
急性膵炎は膵組織が修復されるまでの期間(2〜6ヵ月間),30g/day以下の脂肪制限を行う.
慢性膵炎代償期では,疼痛消失時は積極的に食事エネルギーを増加させる.一方,非代償期は十分量の消化酵素製剤の投与と40〜60g程度の脂肪摂取が必要となる.
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