icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻2号

2002年02月発行

プライマリケアにおけるShared Care—尿失禁患者のマネジメント・5

尿失禁に対する理解と診療の基本

著者: 鈴木康之1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.362 - P.366

文献概要

診断と治療のためのフローチャート
 高齢者人口が少なかった時代,本邦では尿失禁治療に消極的で,これを訴える患者が放置されることも少なくなかった.しかし,日本人の平均寿命が著しく延長し,高齢者が爆発的に増大すると尿失禁は緊急に対処すべき重大疾患となった.このため一部の専門医が精力的かつ積極的に尿失禁を研究・診断・治療するようになり,本邦の尿失禁専門施設の医療水準は世界の最先端といっても過言でないまでに発展した.
 ここでは,尿失禁の病態を解説し,尿失禁患者を診察する手順を解説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら