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文献概要
今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望 ゲノム医療の基礎知識
遺伝子診断に用いられる技術
著者: 村上善則1
所属機関: 1国立がんセンター研究所,がん抑制ゲノム研究プロジェクト
ページ範囲:P.394 - P.396
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遺伝病や癌の遺伝子診断は,染色体やDNA,RNAの異常を検出することにより行われる.染色体の欠損や転座の検出には,Giemza染色に加え,FISH法,SKY法,CGH法などが,また塩基配列の異常の検出には,塩基配列決定法のほかに,SSCP法,変性HPLC法,DNAチップ法などが試みられている.
PCR法の普及は,遺伝子診断の実用化に大きく貢献した.
遺伝病や癌の遺伝子診断は,染色体やDNA,RNAの異常を検出することにより行われる.染色体の欠損や転座の検出には,Giemza染色に加え,FISH法,SKY法,CGH法などが,また塩基配列の異常の検出には,塩基配列決定法のほかに,SSCP法,変性HPLC法,DNAチップ法などが試みられている.
PCR法の普及は,遺伝子診断の実用化に大きく貢献した.
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