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今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望 ゲノム医療の展望
ファーマコジェネティクスとゲノム創薬
著者: 能見貴人1 藤田芳司1
所属機関: 1グラクソ・スミスクライン(株)研究本部
ページ範囲:P.441 - P.443
文献購入ページに移動薬剤に対する応答性の個人差は,遺伝子配列の個人間での多様性に起因する.
ファーマコジェネティクスでは,個々人の遺伝的多様性と薬剤に対する反応性を関連づける.
テーラーメイド医療では,これまでの“集団”を対象にした医療から“個”を対象として個別最適化された医療が実施される.
世界初のテーラーメイド薬ハーセプチンでは,使用する患者を特定することで副作用の出現を最小限に抑えながら高い治療効果を得ることに成功した.
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