icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻3号

2002年03月発行

今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望

再生医療の基礎知識

生体組織工学

著者: 田畑泰彦1

所属機関: 1京都大学再生医科学研究所生体組織工学研究部門生体材料学分野

ページ範囲:P.460 - P.462

文献概要

ポイント
 生体組織工学とは,組織臓器の再生を促すための適切な場を構築するのに不可欠な医工学技術・方法論である.
 生体組織工学では,細胞,細胞の増殖分化のための足場,および細胞増殖因子を組み合わせて用いる.
 生体組織工学には生体材料が不可欠であり,その役割は,細胞の分離・培養および増殖分化の足場,細胞増殖因子のDDS,隔離である.
 再生医療のための幹細胞の生物学・医学の進歩も,生体組織工学の手助けがなければ,医療に還元することはできない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら