icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻3号

2002年03月発行

今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望

再生医療の展望

神経幹細胞を用いた神経再生医療

著者: 神鳥和代1 髙坂新一1

所属機関: 1国立精神・神経センター神経研究所代謝研究部

ページ範囲:P.506 - P.508

文献概要

ポイント
 神経幹細胞は,自己複製能および多分化能をもち,ニューロンやアストロサイトなど神経系を構成する種々の細胞の源となる未分化な細胞である.
 神経幹細胞から成熟した細胞へ分化していく過程には,細胞内の転写因子,細胞外のリガンド,細胞膜上のレセプターなど多くの因子が関与している.
 この神経幹細胞を脳内移植することにより,Parkinson病において傷害を受けている黒質線条体神経回路を再構築できることが期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら