文献詳細
文献概要
今月の主題 動脈硬化と高脂血症 動脈硬化の発症機構
高脂血症の役割
著者: 武城英明1
所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院臨床遺伝子応用医学
ページ範囲:P.566 - P.568
文献購入ページに移動ポイント
粥状動脈硬化の発症機序は,Rossらによる傷害反応仮説によると,その過程にリポ蛋白LDLが関与し,酸化LDLが重要な役割を有する.
動脈硬化発症における高脂血症の重要性は,in vitro実験のみならず,モデル動物を用いた解析,近年の大規模臨床試験から明らかにされた.
最近,プラークの安定化に重要な内膜平滑筋細胞について新たな知見が示され,その解析が期待されている.
粥状動脈硬化の発症機序は,Rossらによる傷害反応仮説によると,その過程にリポ蛋白LDLが関与し,酸化LDLが重要な役割を有する.
動脈硬化発症における高脂血症の重要性は,in vitro実験のみならず,モデル動物を用いた解析,近年の大規模臨床試験から明らかにされた.
最近,プラークの安定化に重要な内膜平滑筋細胞について新たな知見が示され,その解析が期待されている.
掲載誌情報