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今月の主題 動脈硬化と高脂血症 atherogenicリポ蛋白の機能およびその診断と検査法
レムナントと中性脂肪
著者: 田中明1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院老年病内科
ページ範囲:P.594 - P.596
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高TG血症では,低HDL-C血症,耐糖能異常,高血圧,上半身肥満,インスリン抵抗性,高インスリン血症を合併しやすく,各因子が関連し合って動脈硬化を生じる.
レムナントの増加する高脂血症をⅢ型と呼ぶ.本型では高コレステロールおよび高TG血症を示す.リポ蛋白電気泳動ではプロードβバンドを認めるのが特徴である.家族性Ⅲ型高脂血症では,E2/2のアポEフェノタイプを呈する.
高TG血症では,低HDL-C血症,耐糖能異常,高血圧,上半身肥満,インスリン抵抗性,高インスリン血症を合併しやすく,各因子が関連し合って動脈硬化を生じる.
レムナントの増加する高脂血症をⅢ型と呼ぶ.本型では高コレステロールおよび高TG血症を示す.リポ蛋白電気泳動ではプロードβバンドを認めるのが特徴である.家族性Ⅲ型高脂血症では,E2/2のアポEフェノタイプを呈する.
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