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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻4号

2002年04月発行

文献概要

今月の主題 動脈硬化と高脂血症 atherogenicリポ蛋白の機能およびその診断と検査法

レムナントと中性脂肪

著者: 田中明1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院老年病内科

ページ範囲:P.594 - P.596

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ポイント
 高TG血症では,低HDL-C血症,耐糖能異常,高血圧,上半身肥満,インスリン抵抗性,高インスリン血症を合併しやすく,各因子が関連し合って動脈硬化を生じる.
 レムナントの増加する高脂血症をⅢ型と呼ぶ.本型では高コレステロールおよび高TG血症を示す.リポ蛋白電気泳動ではプロードβバンドを認めるのが特徴である.家族性Ⅲ型高脂血症では,E2/2のアポEフェノタイプを呈する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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