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今月の主題 動脈硬化と高脂血症 atherogenicリポ蛋白の機能およびその診断と検査法
HDL
著者: 松山晃文1 山下静也1 松澤佑次1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科生体制御医学専攻,分子制御内科学
ページ範囲:P.604 - P.606
文献購入ページに移動HDLの質的・量的異常はコレステロール逆転送系の異常を反映し,動脈硬化防御機構が有効に機能していないことを示す.
HDL-C値はコレステロール逆転送系の異常を簡便に知りうる検査項目である.
低HDL-C血症は冠危険因子であり,著しい高HDL-C血症もまた冠危険因子である.
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