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今月の主題 動脈硬化と高脂血症 atherogenicリポ蛋白の機能およびその診断と検査法
Lp(a)
著者: 横出正之1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科臨床生体統御医学講座/加齢医学
ページ範囲:P.607 - P.609
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Lp(a)は低比重リポ蛋白(LDL)類似粒子上にアポB100とS-S結合したアポ(a)が存在する構造をとるリポ蛋白である.
アポ(a)はプラスミノーゲン類似のクリングルと呼ばれる構造単位数からなる遺伝子多型を有するとともに血中濃度も広範な多様性を示す.
Lp(a)は動脈硬化疾患の危険因子となることが示されてきており,血中濃度に加え遺伝子多型も考慮する必要があろう.
Lp(a)は低比重リポ蛋白(LDL)類似粒子上にアポB100とS-S結合したアポ(a)が存在する構造をとるリポ蛋白である.
アポ(a)はプラスミノーゲン類似のクリングルと呼ばれる構造単位数からなる遺伝子多型を有するとともに血中濃度も広範な多様性を示す.
Lp(a)は動脈硬化疾患の危険因子となることが示されてきており,血中濃度に加え遺伝子多型も考慮する必要があろう.
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