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今月の主題 動脈硬化と高脂血症 注意すべき病態と治療
腎障害時の高脂血症治療
著者: 笈田耕治1
所属機関: 1福井医科大学内科学第3
ページ範囲:P.658 - P.660
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ネフローゼ症候群では高LDL-C血症が必発であり,慢性腎不全や透析患者では高TG血症,低HDL-C血症が多く,Lp(a)は増加する.
腎疾患では動脈硬化性疾患の合併頻度が高く,その理由の一つに高脂血症の存在が考えられる.
脂質代謝異常によって腎機能低下をきたす疾患として,LCAT欠損症とリポ蛋白糸球体症がある.
横紋筋融解症がフィブラート系薬やスタチン系薬の副作用として重要であり,特に腎機能低下例では注意が必要である.
ネフローゼ症候群では高LDL-C血症が必発であり,慢性腎不全や透析患者では高TG血症,低HDL-C血症が多く,Lp(a)は増加する.
腎疾患では動脈硬化性疾患の合併頻度が高く,その理由の一つに高脂血症の存在が考えられる.
脂質代謝異常によって腎機能低下をきたす疾患として,LCAT欠損症とリポ蛋白糸球体症がある.
横紋筋融解症がフィブラート系薬やスタチン系薬の副作用として重要であり,特に腎機能低下例では注意が必要である.
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