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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻4号

2002年04月発行

文献概要

今月の主題 動脈硬化と高脂血症 注意すべき病態と治療

肥満の診断と治療

著者: 大野誠1

所属機関: 1日本体育大学大学院体育科学研究科健康科学・スポーツ医科学系

ページ範囲:P.666 - P.669

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ポイント
 BMIを基に肥満を判定し,さらに肥満症か否かの鑑別診断を進める.この際,体脂肪を測定して,身体組成を把握しておくと役立つ.
 脂肪細胞から分泌される多彩なアディポサイトカインを介して,内臓脂肪型肥満には多様な生活習慣病が併発していることが多い.そこで,合併症に対する検索を入念に行い,肥満症の病態を正確に把握する必要がある.
 肥満症治療の基本は,食事・運動療法に行動修正療法などを加えて,個体特性に適した減量指導をすすめ,生活習慣の変容を促すことが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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