文献詳細
文献概要
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ 日常よくみられる疾患
虚血性腸炎
著者: 佐々木大輔1
所属機関: 1弘前大学保健管理センター
ページ範囲:P.810 - P.811
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原因不明の腸管の虚血による壊死性病変をいう.
病型は壊疽型および非壊疽型に分ける.
大腸内視鏡検査のなかの0.1〜1.0%にある.
高齢者に多いが,若年発症もある.
好発部位は左側結腸である.
最も多い症状は腹痛,下痢,血便である.
内視鏡は診断の確定にきわめて有用であり,できるだけ早期に実施する.
非壊疽型は保存的療法を主体とする.壊疽型は手術が適応であるが,死亡率は約50%である.
原因不明の腸管の虚血による壊死性病変をいう.
病型は壊疽型および非壊疽型に分ける.
大腸内視鏡検査のなかの0.1〜1.0%にある.
高齢者に多いが,若年発症もある.
好発部位は左側結腸である.
最も多い症状は腹痛,下痢,血便である.
内視鏡は診断の確定にきわめて有用であり,できるだけ早期に実施する.
非壊疽型は保存的療法を主体とする.壊疽型は手術が適応であるが,死亡率は約50%である.
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