文献詳細
文献概要
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ 日常よくみられる疾患
急性虫垂炎
著者: 荒武寿樹1 亀岡信悟1
所属機関: 1東京女子医科大学附属病院第2外科
ページ範囲:P.824 - P.826
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典型例では心窩部から次第に右下腹部に移行する腹痛を訴える.
臨床病理学的にはカタル性,蜂窩織炎性,壊疽性に分類されるが,一連の炎症過程のどの時期であるかを早期に診断することが大切である.
治療は,カタル性のものでは抗生物質投与により改善することがあるが,基本的には虫垂切除である.過度に進行すると,回盲部切除など侵襲の大きな手術を余儀なくされることがある.
典型例では心窩部から次第に右下腹部に移行する腹痛を訴える.
臨床病理学的にはカタル性,蜂窩織炎性,壊疽性に分類されるが,一連の炎症過程のどの時期であるかを早期に診断することが大切である.
治療は,カタル性のものでは抗生物質投与により改善することがあるが,基本的には虫垂切除である.過度に進行すると,回盲部切除など侵襲の大きな手術を余儀なくされることがある.
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