文献詳細
文献概要
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ 鑑別すべき重要な疾患
薬剤性腸炎
著者: 吉岡政洋1
所属機関: 1南多摩病院消化器内科
ページ範囲:P.853 - P.855
文献購入ページに移動ポイント
薬剤性腸炎は抗菌薬,NSAIDs,抗癌剤などにより発症する.その病像は,偽膜,出血,潰瘍,びらんなど多彩で,感染性腸炎,虚血性腸炎,炎症性腸疾患などとの鑑別を要する.
便培養や内視鏡像などから診断は比較的容易である.しかし原因薬剤を中止して,対症療法を行いながら治療的診断を行うべきである.
薬剤性腸炎は抗菌薬,NSAIDs,抗癌剤などにより発症する.その病像は,偽膜,出血,潰瘍,びらんなど多彩で,感染性腸炎,虚血性腸炎,炎症性腸疾患などとの鑑別を要する.
便培養や内視鏡像などから診断は比較的容易である.しかし原因薬剤を中止して,対症療法を行いながら治療的診断を行うべきである.
掲載誌情報