文献詳細
文献概要
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ 鑑別すべき重要な疾患
その他の稀な疾患
著者: 古賀秀樹1 春間賢1 清水香代子1
所属機関: 1川崎医科大学内科(消化器II)
ページ範囲:P.858 - P.860
文献購入ページに移動腸の器質的疾患で腹部症状を呈する場合,腫瘍性疾患や感染性腸炎などの頻度が高い.
稀ではあるが重要な疾患として,腸結核,腸型Behcet病・単純性潰瘍,非特異性多発性小腸潰瘍症,直腸粘膜脱症候群,cap polyposis,急性出血性直腸潰瘍が挙げられる.
潰瘍性大腸炎やCrohn病とは全く異なる特徴的な臨床像を十分に理解したうえで,腸疾患診療に臨む必要がある.
掲載誌情報