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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻6号

2002年06月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまい—外来診療ガイド 頭痛を診る

頭痛患者の画像診断:どういうときに何が必要か

著者: 畑隆志1

所属機関: 1横浜市立脳血管医療センター神経内科

ページ範囲:P.926 - P.929

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ポイント
 頭痛の大多数は機能的疾患であり,画像診断がその診断と治療に全く結びつかないことも多い.
 画像診断の目的は,特別な治療が要求される疾患を診断することにある.
 突然起こった頭痛,いまだかつて経験したことのない頭痛,神経学的異常所見のある患者には画像診断が必要である.
 頭痛のスクリーニングには今後はMRIが重視されるようになる.
 急性期くも膜下出血のfirst-line検査はCTであるが,いくつもの落とし穴があり,軽症であればあるほど正診率が低下する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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