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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻6号

2002年06月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまい—外来診療ガイド めまいを診る

めまい患者の身体診察:どのように何を診るか

著者: 井田雅祥1

所属機関: 1虎の門病院神経内科

ページ範囲:P.980 - P.982

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ポイント
 めまいの診察で重要なのは,病変部位が末梢か中枢かを鑑別することである.
 蝸牛症状(耳鳴,難聴,耳閉塞感)と平衡障害以外の神経症状を伴う場合は,中枢神経障害を考える.
 眼振の所見は重要で,末梢性前庭障害では,水平回旋混合性眼振,定方向性,注視による抑制,時間経過で変化という特徴がある.注視方向性,純水平・回旋性・垂直性の眼振では,中枢性を念頭に置く.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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