文献詳細
文献概要
今月の主題 わかりやすい不整脈診療 不整脈理解のために
正常心筋の電気生理学的性質
著者: 平岡昌和1
所属機関: 1東京医科歯科大学難治疾患研究所成人疾患研究部門循環器病
ページ範囲:P.1082 - P.1085
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心筋細胞の膜電位は,拡張期の静止電位と収縮期に発生する活動電位からなる.
活動電位は数ミリ秒で頂点に達する脱分極相と,その後緩やかに経過して数百ミリ秒で元に戻る再分極相からなる.緩やかな再分極相が心筋活動電位の特徴である.
活動電位の最大立ち上がり速度は興奮性や伝導速度を決め,活動電位の持続時間は不応期を決める重要なパラメータである.
心筋細胞の膜電位は,拡張期の静止電位と収縮期に発生する活動電位からなる.
活動電位は数ミリ秒で頂点に達する脱分極相と,その後緩やかに経過して数百ミリ秒で元に戻る再分極相からなる.緩やかな再分極相が心筋活動電位の特徴である.
活動電位の最大立ち上がり速度は興奮性や伝導速度を決め,活動電位の持続時間は不応期を決める重要なパラメータである.
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