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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻7号

2002年07月発行

文献概要

今月の主題 わかりやすい不整脈診療 不整脈の診断

症状・身体所見からわかること

著者: 三田村秀雄1 吉澤彰宏2

所属機関: 1慶應義塾大学医学部心臓病先進治療学講座 2慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科

ページ範囲:P.1090 - P.1092

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ポイント
 不整脈の症状の程度や性質は,病気の重症度と必ずしも関係がない.
 不整脈による症状として最も多いものが動悸で,詳細な問診と臨床症状の把握により,不整脈の種類を特定することが,ある程度可能である.
 不整脈の症状は動悸だけとは限らず,めまいや失神も重要で,それが突然死の前兆のこともある.
 器質的心疾患や他の基礎疾患の存在を念頭に置くことも重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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