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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻7号

2002年07月発行

文献概要

今月の主題 わかりやすい不整脈診療 不整脈の診断

Regular wide QRS頻拍の鑑別診断

著者: 鎌倉史郎1

所属機関: 1国立循環器病センター心臓血管内科

ページ範囲:P.1104 - P.1106

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ポイント
 regular wide QRS頻拍では,①心室頻拍,②変行伝導を有する上室性頻拍,③顕性副伝導路を介する頻拍を鑑別する必要がある.
 頻拍中に房室解離や,心房興奮による心室捕捉がみられたり,流出路や心尖部起源の心電図波形を呈する場合は心室頻拍を疑う.
 QRS幅が比較的狭く,右脚ブロック型で,心室中隔中央部起源の心電図波形を呈する場合は,変行伝導を第一に疑う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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