文献詳細
文献概要
今月の主題 わかりやすい不整脈診療 不整脈の診断
Regular wide QRS頻拍の鑑別診断
著者: 鎌倉史郎1
所属機関: 1国立循環器病センター心臓血管内科
ページ範囲:P.1104 - P.1106
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regular wide QRS頻拍では,①心室頻拍,②変行伝導を有する上室性頻拍,③顕性副伝導路を介する頻拍を鑑別する必要がある.
頻拍中に房室解離や,心房興奮による心室捕捉がみられたり,流出路や心尖部起源の心電図波形を呈する場合は心室頻拍を疑う.
QRS幅が比較的狭く,右脚ブロック型で,心室中隔中央部起源の心電図波形を呈する場合は,変行伝導を第一に疑う.
regular wide QRS頻拍では,①心室頻拍,②変行伝導を有する上室性頻拍,③顕性副伝導路を介する頻拍を鑑別する必要がある.
頻拍中に房室解離や,心房興奮による心室捕捉がみられたり,流出路や心尖部起源の心電図波形を呈する場合は心室頻拍を疑う.
QRS幅が比較的狭く,右脚ブロック型で,心室中隔中央部起源の心電図波形を呈する場合は,変行伝導を第一に疑う.
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