文献詳細
文献概要
今月の主題 わかりやすい不整脈診療 不整脈の診断
R-R間隔に変動がみられる頻拍の鑑別診断
著者: 鈴木文男1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院循環器内科総合病院循環器科
ページ範囲:P.1108 - P.1112
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▶“R-R間隔に変動がみられる頻拍”とは,通常の心電図にて目に見える程度に(50~100ms程度以上)R-R間隔が変動する頻拍のことである.
▶頻拍機序が不安定である場合,R-R間隔が変動しうる(非持続性の上室頻拍・心室頻拍など).
▶複数の頻拍回路・頻拍機序が存在する場合,R-R間隔が変動しうる(房室結節二重伝導路を合併したAVRTなど).
▶上室性頻脈性不整脈において房室伝導比が変化する場合,R-R間隔が変動しうる(第2度房室ブロックを合併した洞結節リエントリ性頻拍など).
▶“R-R間隔に変動がみられる頻拍”とは,通常の心電図にて目に見える程度に(50~100ms程度以上)R-R間隔が変動する頻拍のことである.
▶頻拍機序が不安定である場合,R-R間隔が変動しうる(非持続性の上室頻拍・心室頻拍など).
▶複数の頻拍回路・頻拍機序が存在する場合,R-R間隔が変動しうる(房室結節二重伝導路を合併したAVRTなど).
▶上室性頻脈性不整脈において房室伝導比が変化する場合,R-R間隔が変動しうる(第2度房室ブロックを合併した洞結節リエントリ性頻拍など).
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