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文献概要
今月の主題 わかりやすい不整脈診療 治療の適応
治療が必要な不整脈,不要な不整脈
著者: 小林義典1
所属機関: 1日本医科大学第1内科
ページ範囲:P.1126 - P.1128
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頻脈性不整脈に対する停止治療の必要性は,不整脈の特性,患者の状態を考慮し,迅速に判断しなければならない.
普段から持続時間の短い発作性心房細動や非持続性不整脈は,停止治療が不要である.
予防的治療の是非の判断は,不整脈の重症度,自覚症状の程度,患者背景を考慮し慎重に行う.
重症心機能低下例で非持続性心室性不整脈が認められれば,突然死のリスクが高いと判断し,積極的に治療を加える.
頻脈性不整脈に対する停止治療の必要性は,不整脈の特性,患者の状態を考慮し,迅速に判断しなければならない.
普段から持続時間の短い発作性心房細動や非持続性不整脈は,停止治療が不要である.
予防的治療の是非の判断は,不整脈の重症度,自覚症状の程度,患者背景を考慮し慎重に行う.
重症心機能低下例で非持続性心室性不整脈が認められれば,突然死のリスクが高いと判断し,積極的に治療を加える.
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