文献詳細
文献概要
今月の主題 わかりやすい不整脈診療 突然死の対策
Brugada症候群の診断と治療
著者: 久松研一1 森田宏1 大江透1
所属機関: 1岡山大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.1196 - P.1197
文献購入ページに移動特発性心室細動のうち,安静時心電図で右脚ブロック様波形と,V1〜3誘導での特徴的なST上昇を示す症例をBrugada症候群と呼び,現在では独立した疾患とされている.
発症は,比較的若年者の男性に多く,さらに,突然死の家族歴をもつものが多い.
心室細動再発率が高く,予後不良な疾患であることから,植込み型除細動器の適応と考えられている.
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