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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻7号

2002年07月発行

文献概要

今月の主題 わかりやすい不整脈診療 突然死の対策

Brugada症候群の診断と治療

著者: 久松研一1 森田宏1 大江透1

所属機関: 1岡山大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.1196 - P.1197

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ポイント
 特発性心室細動のうち,安静時心電図で右脚ブロック様波形と,V1〜3誘導での特徴的なST上昇を示す症例をBrugada症候群と呼び,現在では独立した疾患とされている.
 発症は,比較的若年者の男性に多く,さらに,突然死の家族歴をもつものが多い.
 心室細動再発率が高く,予後不良な疾患であることから,植込み型除細動器の適応と考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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