文献詳細
文献概要
今月の主題 わかりやすい不整脈診療 突然死の対策
QT延長症候群の診断と治療
著者: 住友直方1
所属機関: 1日本大学医学部小児科
ページ範囲:P.1198 - P.1201
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QT延長症候群(LQTS)はtorsades de pointesや心室細動を生じ,失神や突然死を起こす.
LQT 1はKVLQT1の異常によりT波の幅が広くなり,β遮断薬が有効,LQT2はHERGの異常によりT波が低くなり,やはりβ遮断薬が有効で,LQT3はSCN5Aの異常によりT波の始まりが遅く,メキシレチンなどが有効である.
QT延長症候群(LQTS)はtorsades de pointesや心室細動を生じ,失神や突然死を起こす.
LQT 1はKVLQT1の異常によりT波の幅が広くなり,β遮断薬が有効,LQT2はHERGの異常によりT波が低くなり,やはりβ遮断薬が有効で,LQT3はSCN5Aの異常によりT波の始まりが遅く,メキシレチンなどが有効である.
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