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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻7号

2002年07月発行

文献概要

今月の主題 わかりやすい不整脈診療 座談会

不整脈—最近の動向

著者: 小林洋一1 西崎光弘2 熊谷浩一郎3 櫻田春水4

所属機関: 1昭和大学医学部第3内科 2横浜南共済病院循環器センター内科 3福岡大学医学部第2内科 4都立広尾病院循環器科

ページ範囲:P.1209 - P.1220

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 最近10年間の不整脈治療の進歩はめざましい.抗不整脈薬ではCAST(Cardiac Arrhythmia Suppression Trial)に始まる一連の大規模試験から,副作用,催不整脈作用が指摘され,生命予後,QOLの改善を目的とした再評価がなされるようになってきた.また,アミオダロンやソタロールなどのKチャネル遮断薬が使用可能となった.一方,非薬物療法としてカテーテルアブレーションや植込み型除細動器(ICD)が導入され,治療に用いられている.しかし,カテーテルアブレーションは致死的な不整脈には限界があること,ICDについては根治的ではないこと,適応・合併症など,問題は少なくない.
 不整脈に基づく症状をいかに改善・消失させるか.また,不整脈死をいかに予防するか.これらの様変わりする治療法をふまえ,最近の動向について,4名の先生方にお話しいただく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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