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今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント 内分泌疾患のマネジメント—専門医のマネジメントが望ましい疾患
二次性高血圧症—褐色細胞腫
著者: 高野和彦1
所属機関: 1札幌国税局診療所
ページ範囲:P.1339 - P.1341
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褐色細胞腫は稀であるが,二次性高血圧の代表的疾患であり,診断が確定されれば治癒も可能である.
きわめて多彩な臨床像を呈するため,診断のためにはまず本症を疑うことが大切である.
本症の診断は,血中および尿中のカテコールアミンとその代謝産物の増加の証明である.画像診断ではCT,MRIが有用であるが,131I-MIBGによるシンチグラフィは副腎外腫瘍や転移病巣の検出にきわめて有用である.
褐色細胞腫は稀であるが,二次性高血圧の代表的疾患であり,診断が確定されれば治癒も可能である.
きわめて多彩な臨床像を呈するため,診断のためにはまず本症を疑うことが大切である.
本症の診断は,血中および尿中のカテコールアミンとその代謝産物の増加の証明である.画像診断ではCT,MRIが有用であるが,131I-MIBGによるシンチグラフィは副腎外腫瘍や転移病巣の検出にきわめて有用である.
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