文献詳細
文献概要
今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント 内分泌疾患のマネジメント—専門医のマネジメントが望ましい疾患
原発性副甲状腺機能亢進症
著者: 鈴木康博1 井上大輔1 松本俊夫1
所属機関: 1徳島大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1345 - P.1347
文献購入ページに移動わが国では比較的頻度の高い疾患で,約3,000〜5,000人に1人の割合で発症する.
血清Caが高値で低〜正P血症が存在し血清intact PTHが血清Caに対して高値である場合,家族性低Ca尿性高Ca血症(FHH)が否定されれば原発性副甲状腺機能亢進症と診断できる.
無症候例でもすでに骨塩量が低下している場合も多く,禁忌例を除いては可能な限り手術を推奨する.
掲載誌情報