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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻8号

2002年08月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント 偶発腫瘍と腫瘍随伴症候群へのマネジメント

paraneoplastic syndrome

著者: 北原光夫1

所属機関: 1東京都済生会向島病院

ページ範囲:P.1370 - P.1371

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ポイント
 高カルシウム血症の原因の90%は副甲状腺機能亢進症と癌によるものである.
 癌の患者が食欲不振・嘔気・嘔吐・便秘を訴える場合には,高カルシウム血症の存在を考慮する.
 悪性高カルシウム血症の治療はカルシウム値が11.0mg/dlを超えた時点で始められる.14mg/dl以上では治療を強力に行う.
 治療の中心は,生理食塩水による脱水の改善とビスホスホネートによる破骨細胞作用の阻止である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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