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文献概要
今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識 血管疾患治療の理解のために
ステントグラフトによる治療
著者: 石丸新1
所属機関: 1東京医科大学第2外科
ページ範囲:P.1500 - P.1503
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治療の原理は,ステントグラフトを動脈瘤の中枢および末梢側の健常部位に固定して,瘤内の減圧を図ることである.
適応疾患は,遠位弓部の一部を含む胸部下行大動脈領域の瘤もしくは解離と,腎動脈分岐部末梢の腹部大動脈瘤である.
治療成績には,適応の選択,システム機能の理解と技術的な習熟が関連する.
本治療法の確立には,なお長期にわたる耐久性の検証が必要である.
治療の原理は,ステントグラフトを動脈瘤の中枢および末梢側の健常部位に固定して,瘤内の減圧を図ることである.
適応疾患は,遠位弓部の一部を含む胸部下行大動脈領域の瘤もしくは解離と,腎動脈分岐部末梢の腹部大動脈瘤である.
治療成績には,適応の選択,システム機能の理解と技術的な習熟が関連する.
本治療法の確立には,なお長期にわたる耐久性の検証が必要である.
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