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今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識 急性血管疾患の診療
急性大動脈解離
著者: 加地修一郎1 吉田清1
所属機関: 1川崎医科大学循環器内科
ページ範囲:P.1512 - P.1514
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急性大動脈解離は,胸痛の鑑別診断として常に念頭に置くべき疾患であり,未治療で放置すれば予後不良のため,診断は的確かつ迅速に行わねばならない.
急性大動脈解離の診断においては,解離の形態はさまざまであるため複数の画像診断を組み合わせて病態を把握することが重要である.
治療は,上行大動脈に解離が及んでいるかどうかが一つのポイントになる.一般に,上行大動脈に解離が存在するA型の場合,緊急手術の適応であり,上行大動脈に解離が及ばないB型の場合,内科治療の適応である.
急性大動脈解離は,胸痛の鑑別診断として常に念頭に置くべき疾患であり,未治療で放置すれば予後不良のため,診断は的確かつ迅速に行わねばならない.
急性大動脈解離の診断においては,解離の形態はさまざまであるため複数の画像診断を組み合わせて病態を把握することが重要である.
治療は,上行大動脈に解離が及んでいるかどうかが一つのポイントになる.一般に,上行大動脈に解離が存在するA型の場合,緊急手術の適応であり,上行大動脈に解離が及ばないB型の場合,内科治療の適応である.
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