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文献詳細

雑誌文献

medicina39巻9号

2002年09月発行

文献概要

今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識 急性血管疾患の診療

深部静脈血栓症,血栓性静脈炎

著者: 成瀬好洋1

所属機関: 1虎の門病院循環器センター外科

ページ範囲:P.1515 - P.1517

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ポイント
 診断には血栓の成因を探る十分な問診が必要で,超音波検査は本症に対する検査法の第一選択である.
 ヘパリンによる抗凝固療法を行うが,発症後2週間以内の症例ではウロキナーゼによる血栓溶解療法を考慮する.
 重症例では症状の軽減のため,血管内治療や外科的な血栓摘除術の適応となる.
 炎症症状の消退後はできるだけ早期に離床を図るが,その際には肺塞栓症に対する注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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