icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻9号

2002年09月発行

今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識

慢性血管疾患の診療

腹部大動脈瘤

著者: 安田慶秀1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科循環病態学講座循環器外科

ページ範囲:P.1527 - P.1529

文献概要

ポイント
 腹部大動脈瘤の多くは無症状で,腹部拍動性腫瘤で発見されることが多く,腹部エコー,CTなどの画像検査で診断が確定する.
 有症状例,破裂例は緊急手術を行う.low risk群では瘤径5cm以上,high risk群では6cm以上が待機手術の適応である.
 待機手術例の成績は良好だが,破裂性腹部大動脈瘤の成績は著しく不良である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら