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文献概要
今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識 慢性血管疾患の診療
腹部大動脈瘤
著者: 安田慶秀1
所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科循環病態学講座循環器外科
ページ範囲:P.1527 - P.1529
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腹部大動脈瘤の多くは無症状で,腹部拍動性腫瘤で発見されることが多く,腹部エコー,CTなどの画像検査で診断が確定する.
有症状例,破裂例は緊急手術を行う.low risk群では瘤径5cm以上,high risk群では6cm以上が待機手術の適応である.
待機手術例の成績は良好だが,破裂性腹部大動脈瘤の成績は著しく不良である.
腹部大動脈瘤の多くは無症状で,腹部拍動性腫瘤で発見されることが多く,腹部エコー,CTなどの画像検査で診断が確定する.
有症状例,破裂例は緊急手術を行う.low risk群では瘤径5cm以上,high risk群では6cm以上が待機手術の適応である.
待機手術例の成績は良好だが,破裂性腹部大動脈瘤の成績は著しく不良である.
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