文献詳細
今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識
慢性血管疾患の診療
文献概要
ポイント
高安動脈炎は,大動脈弓とその主要分枝,そしてしばしば肺動脈を侵す非特異的動脈炎である.
炎症の主体は外中膜にあるが,内膜にも炎症性肥厚が及び汎血管炎をなす.
本症の症状は炎症に起因する全身症状と,動脈の狭窄・拡張に起因する局所症状とからなる.
若年者,特に若年女性の大中血管の狭窄・拡張症状や高血圧,四肢の脈・血圧差,血管雑音に注目し,本症を疑う.
高安動脈炎は,大動脈弓とその主要分枝,そしてしばしば肺動脈を侵す非特異的動脈炎である.
炎症の主体は外中膜にあるが,内膜にも炎症性肥厚が及び汎血管炎をなす.
本症の症状は炎症に起因する全身症状と,動脈の狭窄・拡張に起因する局所症状とからなる.
若年者,特に若年女性の大中血管の狭窄・拡張症状や高血圧,四肢の脈・血圧差,血管雑音に注目し,本症を疑う.
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