icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina39巻9号

2002年09月発行

今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識

慢性血管疾患の診療

成人でみられる川崎病後遺症

著者: 菅原洋子1 石井正浩1 赤木禎治1

所属機関: 1久留米大学医学部小児科

ページ範囲:P.1534 - P.1536

文献概要

ポイント
 川崎病は4歳以下の乳幼児に発症する疾患であるが,後遺症をもったまま成人期に移行する患者が増えている.γグロブリン治療の導入によって冠動脈瘤の発生頻度は5%以下に低下したが,いまだ完全に抑制できていない.原因不明の冠動脈瘤を伴う若年成人の虚血性心疾患をみた場合,第一に考えるべき疾患である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら