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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻1号

1967年01月発行

文献概要

臨床ウィルス学

かぜとウイルス

著者: 加地正郎1

所属機関: 1九大・第一内科

ページ範囲:P.109 - P.112

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 かぜという言葉で一括されている疾患群の大部分のものがウイルスで起こつていることは,すでに周知のとおりである。ウイルス以外に細菌性(ことに溶連菌による)のかぜもあり,またアレルギーその他の非感染性因子によるかぜもあろうが,それらはかぜのごく一部を占めるにすぎない。最近のウイルス検出技術の進歩普及は,かぜといえば,すぐにウィルス性のものを連想させるに十分な根拠を与えている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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