文献詳細
統計
文献概要
保健に関する諸統計についても,近年社会経済的観察の必要性が認められていますが,この調査は乳児死亡について,昭和40年4月から翌年3月までの1年間実施したものであります。地域は岩手、福島,徳島,長崎,鹿児島の乳児死亡の高い県と,神奈川,静岡の低い県から39保健所を選び,そこに発生した1,674の乳児死亡世帯を保健婦が訪問調査するとともに,母親の保健指導を行ないました。
ここに述べるのは,いわば第1部ともいえるもので,96,294の出生児を1年間追究した結果,1,844の乳児死亡が発生し(乳児死亡率出生1,000対19.1),この乳児死亡についての調査は,現行の人口動態調査の調査項目にとどめました。
ここに述べるのは,いわば第1部ともいえるもので,96,294の出生児を1年間追究した結果,1,844の乳児死亡が発生し(乳児死亡率出生1,000対19.1),この乳児死亡についての調査は,現行の人口動態調査の調査項目にとどめました。
掲載誌情報