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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻11号

1967年11月発行

文献概要

統計

乳児死亡の社会経済面調査(2)

著者: 菅沼達治1

所属機関: 1厚生省統計調査部

ページ範囲:P.1539 - P.1539

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 前号につづいて本号では,1,674例の乳児死亡世帯を保健婦が訪門した結果のうち,若干について記すことにします。なお,39保健所を乳児死亡の高率,低率,僻地的な特殊(鹿児島県西之表,名瀬)の3地域に分け,それぞれの分布のパターンを比較することにします。
 医療機関の適正な配置は,乳児の生命に大きな影響をもつと思われますが,もよりの医療機関までの時間をみると,高率では10分未満が40.3%,30分未満で約80%ですが,低率では10分未満が76.4%にもおよんでいます。さらにこのようなことが影響してか,病気がおもくなつてから医師にかけた乳児は,低率では12.9%であるのに,高率では20.2%におよんでいます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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