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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻11号

1967年11月発行

文献概要

臨床生理学

腸管からの吸収機構—三大栄養素を中心に

著者: 細田四郎1

所属機関: 1京都府医大・増田内科

ページ範囲:P.1651 - P.1654

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 栄養素の腸管吸収は生理学の立場から,膜輸送の一つとして研究される。栄養学や消化器病学の立場からは,ことに吸収障害の問題が論じられる。また,機能の物質的基礎を究明する電子顕微鏡形態学および生化学の立場から吸収機構が追究されている。これらのいろいろな立場からの研究の綜合によつてのみ,この一見ごく簡単な,しかしよく考えると非常に複雑で,まだ多くの未知の問題を含む腸管吸収機構の究明が可能となるのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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