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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻12号

1967年12月発行

グラフ

舌のみかた

著者: 西山茂夫1

所属機関: 1東大皮膚科

ページ範囲:P.1694 - P.1695

文献概要

 舌の病変には,1)舌に限局した変化(たとえばロイコプラキー,正中菱形舌炎,腫瘍など),2)全身疾患ないし皮膚疾患の部分現象としての変化,および3)内臓病変の舌における「あらわれ」としての変化がある.このうち,内臓病変の「あらわれ」が診断学上もつとも重要であり,それは皮膚におけるDermadrom(Skin manifestation of internal disorder)と同じ意味を有する.しかしながら舌においても,病因と反応病変とは必ずしも1対1に対応せず,異なつた病因が,単一な病変を現わすこともあり,その関係は複雑である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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